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⇔ Diá ⇔

iPhone写真、アナログ写真、随想、詩作、 覚書き など。

11 19 2016 My flight

親しい湖を輝かせる陽光にしばし見惚れたら 今度はこの光にひょいと飛び乗って 彼の地の空気と青を感じて 戻ってくる ただいま 湖 ありがとう 太陽

5 5 2016 再会

考えを巡らしつつ歩いていると、突如鳥たちに行く手を阻まれた。 空を飛び交うカナダ雁と、カモメと鳩と家鴨たちの羽音と鳴き声が、けたたましく入り乱れる。 そしてみるみるうちにその数を増す。 誰かが餌を撒き始めたのだ。それは太ったお婆さんだった。 …

みの

ある日 日陰の池の端の 細木に 小さきミノふたつ 貼りつくを見る 気配なく 閉ざしてゐる 生きておるか おぬし 生きておるか 越冬 開け 地球の回転扉よ ミノがお棺とならぬように 354x5andwords.hatenablog.com

苔の海

早春 苔の糸たちの 海となり やわらかく満ち日に透けて 枯れ枝たちを 浮かべている おつかれさまこれからは私たちの季節です 354x5andwords.hatenablog.com

日落つる時

ある樹の日 落つるに向ひて立ち 日に浴する新芽の その幹よりぐっと 身を伸ばし ただ 烈しき光として内より破れんばかりに 輝き続ける 樹 祈る草草 祈る 子らの未来のために 黙祷す 354x5andwords.hatenablog.com

Touch

湖畔の 木の大きく育ち えだ葉 伸ばして水をくすぐるこちょこちょこちょ まあるい笑い広がりてやがて消ゆ もう澄ましてゐるよ 水は 何もなかったかのように 何もなかったかのように澄ましているよ 354x5andwords.hatenablog.com

群れ草の譜

ひと群れの草たちポリフォニーを奏でているよ さわさわときらきらと そよ風の 雲間の光の おっと 虫が揺らすよ スタッカート 綿帽子も 小花も 小さき穂も草も葉っぱも 休むことなくずっとうたを奏でているよ 354x5andwords.hatenablog.com

そこに在る (+お知らせ)

蔦 這わせ 草を 生えさせ 蜘蛛に 巣を編ませ 苔 むさせて 老木 どしりと そこに在る お知らせ: 良きご縁に恵まれ、11月東京にてアルビューメンプリント(鶏卵紙)の展覧会を開催させていただくことになりました。このブログにも一部載せていますが、ぜひ実…

地を這う木

湖畔の木 根をしかと張り 空を目指さず 地を這い伸びて 湖に向かう (2016.02.16) 湖畔の木 根をしかと張り 空を目指さず 時をかけ 地を這い伸びて 一途に みずうみを求むか (2015.10.25) 354x5andwords.hatenablog.com

二まいの白羽根

湖畔のせせらぎ 若草の間に間に 空を映す その上に 流れ來たる 小さき白羽 二まい ふれず はなれず とどまるを知らず 各々の 青空を仰いで どこへ行く 354x5andwords.hatenablog.com (Version2.) 小川の流れ速きに 二まいの白羽根 いずこへ行く 若草に 見守…

草の子

ほっそりとした木が足を大きく開いてゐるそのくぼみに 温き日のそそぎ 草の子たちが居場所をみつけた この木の子の気で安心顔におさまってゐる 354x5andwords.hatenablog.com

野山に秋雨の沁みる いくよを重ねし樹皮の裾の すこしめくれて 明るく軽やかな素肌 ちらりと見せて 落ち葉に華やぐ 土を踏む

真一文字

白鷺 一羽小川を発つ ゆつくりと羽ひろげ 草野を横切り 遂に木立ちの中に消ゆ ふと見れば 白く 長く 輝く一文字の 枝が ホチキスの芯のごとく 草野に刺さってゐた 354x5andwords.hatenablog.com

鹿去りし草野にて

夕刻 森の途切れた陽のあたる 草野の中で大きな鹿たちが 草を食んでゐる あてやかな3頭の鹿一心に食んでゐる いちばん大きなのが私に気づいて振り向いた じつとこちらを見つめている おののいて手を振れば、この鹿 4度悠々とその尾を振る 浮かれよろこび 別…