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iPhone写真、アナログ写真、随想、詩作、 覚書き など。

自作ピンホールカメラ (4x5"フィルムホルダー併用式)制作メモ ① 材料切り出し

ピンホールカメラを作った。

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354x5andwords.hatenablog.com

 

フィルムホルダーをゴムバンドで留めて差し替えられるもの。

8x10”を作る前に、まずはこれを使ってみて色々なことを知ろうと思う。

 

以下を参考にさせてもらった。

1 概要:大まかな設計図と寸法の参考値

http://pinhole.stanford.edu/foamcore.html

2 部品の取り方

http://pinhole.stanford.edu/class.htm

3  組み立てプロセス
http://pinhole.stanford.edu/dai.htm

 

インストラクター用資料のようなので、自分なりの手順を補足する目的で記事とする。

 

まず、組み立てるための準備で気付いた細かなことを参考に記す。

 

必要なもの

材料:

・黒のフォームコアボード

・マスキングテープ、フォトグラフィックテープ(遮光テープ)

・接着剤(私はJade R)

・アルミ缶

 

道具:

・カッター、マット(傷OKな平らな作業表面)

・定規(1mm目盛り付き)

・ルーペなど拡大鏡

・鉛筆

・重りにする本など

・糊付け用筆、不要な紙

・先の尖った針(絹糸針など)

 

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留意点、ポイント 

 

・重要なのは、 内部に光が漏れ入らない密閉空間を作ることなので、出来る限り部品がピッタリとかみ合うように、サイズは1mm単位で、また各部品の4つの角の「90度」に注意する。そうしたつもりでも私は補修が必要だった。

 

・サイズ単位はインチ( " で表記)。inch to cmで数値を直接検索するのが早いが、1”=2.54cm。

 

・初めてなら、不要な紙で部品名を記した実寸モデルを切り抜くと、組み立て感覚が掴めるし何かと便利でオススメ。紙は固めが良い。

 

・また、フォームコアボードにもグレインディレクション(繊維の方向)がある。

強度に関わってくるので、無駄が出ても各パーツの縦方向(長辺)を繊維の方向上に重ねて部品を取ることを勧める。

 

 

部品取りの記録

写真は32”x40”(82cmx102cm)サイズのフォームコアボード。

このサイズでは繊維方向は長辺なので、その方向に部品の長辺を取る。

(たぶん日本ならもっと小さいのを買えると思うが、固くてしなりにくいために方向を判別しにくいので店員さんに聞いてみてください)

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部品の中で一番長い辺は6+7/6”、ボードが大き過ぎて作業中しにくいので、まずは一列に並べてアソビをもたせて全体を8”の幅で切り落とした。(私は手持ちの「マットカッター」を使ったが、定規をしっかり押さえつければ普通のカッターで問題無く切れる。)

 

 

各パーツの型紙を外して正確に幅寸法を計り直して、一つづつ切り落としていった。

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 外した型紙をもう一度切り落とした部品に貼っておくと、その後の作業中に判りやすい。

 

 

・補強用部品8本(長さは5+9/16”と4+3/4”の2種類各4本、幅は全て1/2”)を切る個人的手順。

 

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まずボードを5+9/16”(長い補強用部品の長さ)で切り落とし、そこから長い方(5+9/16”、1/2”幅、4本)を取る。

次に残りのボードを4+3/4”で切り落とし、そこから同じように1/2”幅を4本切り落としていく。

各4本づつ取ったらまとめてテープで留めておく。

 

 

部品が揃った。

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上記の画面下の2つの部品(右:フィルムホルダーと接するプレート、左:ピンホール用のプレート)の作り方は上記リンク3に出てくる。

順番が前後するが、左:ピンホール用プレートの作り方をメモしておく。

 

ピンホール用プレートにフィルムプレートを載せ、底辺同士を合わせる。

フィルムプレートの内枠に鉛筆を当ててなぞってピンホール用のプレートに写し、定規で対角線を取る。 

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 (写真はいったん枠を外して対角線を取った後に撮影のためにもう一度載せた)

 

対角線が交わった周囲を小さく切り抜く。判りやすいよう金具を載せたが必要はない。

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いびつでも問題はない。

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 この穴の上にピンホールを開けたアルミ板を貼るのである。

くり抜いたものは蓋(シャッター)として使うので捨てずに置いておく。