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1年2ヶ月ぶりのニューメキシコ③ San Lorenzoー荒野の中の創造楽園、再び

旅の続き。

San Lorenzo に訪ねたのは、荒野の真っ只中にポツンと佇む創造楽園。

ここにあれこれ書くとまた長くなるので、環境や人物については前回訪ねた概要記事↓を貼らせてもらいます。

354x5andwords.hatenablog.com

 

 今回は彼らの家に泊めていただく。

前回のレンタカーでは家まで辿り着けなかったが、今回はSUVを借りて、何度か地滑りを起こしながらも自力で玄関前まで辿り着いた。

 

家に入るとココナツスープの美味しそうな匂いに包まれる。

テーブルの上にはプレースマットとカトラリーが綺麗にセッティングされている。

 

有難いことに、とても楽しみにしてくれていたよう。

お茶を頂きながら今回の旅程を一つ一つ聞かれる。答えるごとの反応が

「えー、なんでそんなとこに泊まるの?退屈な町よ。ほんとに、なんで?」

「そこで何するの?軍人ばっかりで面白いもの何もないわよ。」

「そこ、胡散臭い連中が多いから気をつけなさい」

「金持ちテキサス人の保養地よ!」

となんとも率直極まりないが、そう言えば前回もそうだったなぁ。

率直ぶりが面白く、でも懸命にその地でのおススメを絞り出してくれて、楽しい気分になる。

 

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彼らの家にあるものはちょっとしたものがなんだか楽しい。この取手に白蝶貝を組み合わせたカップ、持ちやすくて気に入ってしまった。

家の中はどこを見ても本当に素晴らしくて、前回とても撮影したかったが初見なので控えた。

今回、撮影してシェアしたい旨を伝えると快諾を得た。

しかし話が尽きない。

思うように撮りきることはできなかったが、それでもたくさんあるので、次記事に番外編として載せようかと思う。

 

ひと段落着いて日暮れ前に敷地内を散歩する。

ゴロゴロ転がる大小の岩が、自然造形か人為的(インディアンの)かを話し合いながら草を踏み分け、砂にまみれてパンツの裾をドロドロにしながら歩いていく。

 

私は亀に似た岩を発見。

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丘に挟まれているのでここでは日暮れを早く感じる。その光が反対側の丘を眩く照らし上げる。

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彼らのエミュ♀。20年前にこの家に来てから毎年雛を生むが、貰い手に事欠くことはないということだ。

前回は警戒して近づいて来なかったけれど、今回は好奇心をむき出しにして寄って来た。

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動きがなんとも色っぽい鳥である。

 

部屋に戻り、アドービの暖炉に薪をたっぷり焚べてアボカドとグリーンチリのサルサ、ピスタチオをツマミに話し、

食堂に移ってキャンドルを灯し、手料理で夕食をいただく。

前回茶菓子を頂いた時、料理の腕前にただならぬ物を感じたが、やはり素晴らしかった。

ヴィーガン用と非ヴィーガン用に用意されたスープはそれぞれトマトビスクと海老と米の入ったココナツミルクスープ、それにスイートヤム、人参、松の実、デーツ、レーズン、生姜、あと何だったかのサラダ、エリック(ご主人)手作りの雑穀パン、デザートに手作りチョコレートパイ。

それぞれの加減があまりに美味しくてサラダとスープの作り方を聞いた。レシピを送ってくれるというので楽しみだ。

 

延々と話しが尽きず、気がつくと真夜中近くになっていた。

最後は皆ゾンビのようにそれぞれの寝室に潜り込んだ。