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変化

f:id:pyopyopyon:20180402215422j:plain写真は4年前の4月ニューメキシコのアビキューにて。)

 

数日前、卒業以来会っていない高校時代の同級生に会った。

 

昨年末に恩師を交えての同窓会があり、

切れそうな細い糸で繋がっている中学時代の友人から私の連絡先がその会の幹事に伝わって案内が来たが、それには行かなかった。

 

 

その後の1月に「出張でそちらに行くからタイミングあえば」と思いがけない人物から連絡が来た。

3年間同じクラスだが親しかった訳ではなく、在学中に話したことがあるかさえ分からない。でも2〜3の同窓生のことも知りたくて、会うことにした。

 

会う段取りの連絡の中で、気遣いの細やかな人物だとわかった。

いや日本社会では普通なのだろうか。

とにかく、私は自分の無骨さにバツが悪かった。

 

東京から夕方に到着し翌夕の便で戻る1泊出張ということで、昼を一緒に食べた。

 

その日、道中で緊急事態があり通行止めになったので地下鉄に乗り換えるから少し遅れると連絡があり、私は席に着いて少しの間待った。

 

まだ早い時間で店は静かである。 

席に近付いて来た男の顔をまじまじと見てしまった。

私は人の顔の覚えが大変悪いが、彼はクラスで一番大きかったので流石に忘れてはいない。

当時とほとんど変わっていないが、その職業が彼の顔の感じを変えていて、昔の面影と職業の面影の入り混じり方が新鮮で興味深かったのである。

 

仕事が人の顔を作る。この私でも人の顔を見るとだいたい職業が判るが、同窓生には会わないので、リアルにビフォーアフターを見たのは初めてかも知れない。

 

時間ギリギリまで2時間半以上話をしたが、当時のことや互いの暮らしのことは特に話さず、初対面のようでそうでない、なんとも不思議な時間であった。当時ほとんど話していない故に、変わったとも変わらないとも分からないのである。

だが勝手に持っていたイメージは塗り替えられた。

おそらく彼も同じ思いかも知れない。

 

当時の自分を思い出す。

薄っすら、朧げに浮かぶ姿になんとなく冒頭の写真の木が重なって、載せた。

私は何が変わったのだろうか。