10 16 Onomich-Hiroshima 尾道②ー広島
朝。
散歩していて見つけた一番新しいベンチ。
ここで先ほど買った蜜柑を食べた。
海辺沿いは歩きやすいように、よく整備されている。
最近オープンしたばかりという小さな八百屋風の食材店でみかんを買うと、島レモンをひとつおまけに入れてくれた。普通のレモンよりずっと大きくて、ライムを少し薄めたような緑色をしている。
別のベンチではおじさんがアイス食べてた。
そう言えば、暑い日だった。
ニョニャcさんはクレーンに萌えたと書いていたが、私は漁船かも。
ところどころが錆びた簡素な骨組み、効率良い空間に散らばった道具類を目で辿るのが楽しい。
サイクリングが盛んなようで、海辺にはサイクリストのためのシャワーまで整備されている。島伝いに走るの、気持ち良いだろうな〜と思いつつレンタサイクルを見ると、1時間単位はなくて1日貸しのみ。残念。これは次回へ。今回は散歩とする。
町中でところどころで見かけた白い箱の後ろ姿。
正体見たり。
これは年季が入っていそうだが、
街で見た箱は新しかったので「白ポスト」は現役と思われる。
ある意味すごい。
船の町にいるんだと思って嬉しかった看板。
5文字の並びも素敵だ。波の多い船の食事。
下の白い建物は給油設備がたった一つの小さなガススタンド(ハイオクならぬ廃屋)。
尾道は坂道にも平地にも毛細血管のように路地が巡っていて、その隅々に活力が行き渡っている感。
個人の家家の隙間が嘘みたいに細くて風情があるのだけど、
プライベートなので気が引けた。
上記路地奥の、骨董屋の軒先
子供の頃は瓢箪が好きだった。水筒として持ち歩いていたこともあった。
写真を撮ろうと振り返ると、日向ぼっこしてたお婆ちゃんが歩いていた。
午前中で町に別れを告げて広島に移動して宿に荷物を置き、
知人の紹介で市内に人を訪ね、夜は弟家族と会う。
6年ぶりの広島。これからもうちょっとマメに行きたい。
広島のゲストハウスの兎。
クライマックス戦を見に来てた団体客の興奮の気と音で、
ほぼ一睡も出来なかったが、
この子がいたので良しとする。
これはまずいとアイフォンで温泉を探し、翌日は早朝に宿を出て駅のコインロッカーにスーツケースを預け、高齢者に紛れて送迎バスを待ち、山間の温泉施設で朝湯。
すごい湯だった。浸かってたのは10分くらいだけど、不眠も疲れも消し飛んだ。
効用を期待するなら、設備が綺麗な温泉より高齢者に人気の温泉を選ぶべきなんだと、今ごろ気が付いた。
思えば、今回徳島でも温泉付きの宿に4連泊して毎日必ず浸かっていた。これが疲れ知らずに動き回れた理由かも知れない。
恐るべし温泉効果。
広島駅に戻って正午の空港バスに飛び乗り、東京へ戻る。
尾道前半はこちら: