02 29 2018. Lighting
数日前の夜、天井のライトバルブが切れ、シェルフに飾っているライトを点けた。
厚く硬く固めた紙の殻が鼈甲色の光を透かして、無数の繊維が踊るように、そして流れるように、重なり、絡まる。
その内側には、徳島の祖谷という険しい山奥に建っていた建物の廃材が土台として潜んでいる。
その時は貧乏で、数多の中からとても気に入った形を2つだけ選んで購入した。
4〜5つ、部屋のあちこちに散らしたかった、と未だに時々思う。
ただのオブジェとしても気に入っているが、しばらく点けていなかった自分にショック。
天井ライト切れはそういうことだったんだな。