7度目のニューメキシコ 4/10 (Acoma pueblo
晴れ、朝は肌寒く、午後暑い。
ホテルを出てAcoma Pueblo Sky Cityのツアーに参加するべく拠点文化施設 に行く。
ツアー前にプエブロ料理が評判の施設併設カフェで早めの昼食を取るつもりでいたが、カフェには誰もおらず、出てきたスタッフが今日はこれしか無い、とサラダとサンドイッチの入った冷蔵棚を指す。
要するに、キッチンが営業していないのだった。表にメニューも出ていたのに、愕然。予定を変更してすぐに始まる1つ前のツアーに参加することに。
参加者はマイクロバスで移動。
スカイシティと呼ばれているが、その名の通り全方向の見晴らしが良い小さな台地上にある村で、今もアコマプエブロの人々(プエブロは人々の意味もあるので重複するが)が暮らしており、ガイドツアーでのみ入ることができる。
写真で分かりにくいが絶景が広がる。
彼らの先祖もチャコからやって来たと言われているそうだ。Adobe、石、そして様々な年代の建て増しが入り混じった1〜2階の家が、土の道の両側に連なっている。
かつて女性の仕事はハウスキープと水の確保で、雨水の貯水池が涸れると大きな水壺を頭に載せて数マイルの岩道を下って水を汲みに行ったそうだ。重労働である。
大きな3階建の建物はかつての集合住宅。
今は階段が付けられているが、2階部分の家の出入り口は本来は梯子のみでアクセスでき、夜には引き上げて安全を確保していた。
このような感じで。
1ー3階までの縦ひと連なりが一戸で1階が貯蔵庫、その上階は季節によって部用途を入れ替えていたということだ。
夏は2階が居室、3階が台所、
そして冬には居室と台所を逆にして、煮炊きで上がる熱が上の居室を暖める仕組みだということ。
写真もう少し、できれば後で載せたい。
参加して言うのもなんだが、人の暮らしをツアー見物している後ろめたさはタオスの時と同様に今回も感じた。
やっぱり美しい村だった。
1時間半のツアー解散の後にビデオを見て、宿泊地方面に移動。腹は減っても店どころか建物一つ無い荒野を1時間ほど走り、ようやく見つけたメキシカンで夕方前に遅い昼飯を取る。
宿泊地はアルバカーキの少し南のIsleta Pueblo。
思えばアコマプエブロの人たちはちょっと独特の顔をしていた。