Urban tree #1
Handmade Kozo paper, Albumen print on Gampi paper, a found object (shell of peanut)
和紙に作品と撮影場所付近で拾った何かを漉き込んで、風景の拡張をしたいと思っていた。
作業しながら「風景」を思った。
「風」の「景」。
なんと儚く心情的なことか。風景の拡張というよりは風景から現実への目覚め、の方が的確かもしれないが、とにかく、何か、このふたつの「間」を作りたくて。
漉き込むことで今まで苦心していた作品のフラットニングも解決でき、またいろんな手がかりを得た。